【無事終了しました!】古民家活用プロジェクト「古ト再ビ向合」
空き家となった古民家の、新たな可能性を探るプロジェクト。第1弾のイベント「古ト再ビ向合」を2023年7月29日(土)・30日(日)の2日間、開催しました。
35℃を超える気温の中、小規模なイベントにも関わらず、山陰各地から多くの方に足を運んでいただけました。お越しいただいた皆さんには感謝しかありません。
古民家 × 北欧ヴィンテージ家具 × 暮らし(コーディネート)× コーヒー
という、それぞれに違うフィルターを通して、古いものへの価値を伝えるこのイベント。
fogliaは、企画、インテリアコーディネートで参加しました。
何といっても、まず会場(Toku-To-Co.Lab)の古民家としてのポテンシャルの高さが素晴らしかった!予め全体像をイメージしてアイテムをセレクトしていたものの、家具や小物がひとつひとつ面白いように空間にフィットしていきました。
空間コーディネートで特に私がポイントにしていたのが、こちらの床の間です。
「床の間といえば!」な感じではなく、もっとリアルな暮らしで楽しめるイメージでコーディネートしました。
そして、北欧ヴィンテージ家具&照明が、やっぱり魅力的。縁側から見て手前の部屋はリビングシーン、奥はコーヒーをゆっくり飲めるダイニングシーン、という感じでゾーン分けを行いました。
味わいを残しながら丁寧にリペアされた家具たちは、職人の技術の高さを感じる逸品ばかり。でも、家具は使ってなんぼ。有名デザイナーの名作も気軽に座って楽しめるのが、このイベントの醍醐味です。
古民家自体が持つ趣を感じる雰囲気と、経年の味わいが深くなった家具の相性の良さは、疑いようのない組み合わせです。そして、さらに今回大きなアクセントになったのが、リビングとダイニンングの白いガラスのペンダントライト。木の温もりある空間をすっきりと引き締めてくれる、それでいて柔らかな灯りを提供してくれる、重要な働きをしてくれました。
そこに食の楽しさを加え、暑さを忘れさせてくれた冷たいコーヒー。今回は特別に夏にぴったりの“コーヒートニック”を用意しました。自家焙煎のこだわりコーヒーがトニックウォーターとバランスよく合わさり、爽やかな飲み心地。次はどんなコーヒーと出会えるのやら〜。楽しみです。
イベント前に皆で会場の掃除をした時に感じた、どこか懐かしい感覚と、部屋だけでなく自分自身の心にも生気が溢れてくるような不思議な感覚。こんな風にして、使われていない古民家に息吹を吹き込んでいくことができればいいなと、改めて強く思うのでした。
これから第2弾、第3弾へと、fogliaの歩みは止まりません。
▶️ぜひ一緒にイベントを開催したお店も覗いてみてください。
⚫︎Heima〈北欧ヴィンテージ家具の輸入・販売、家具の修理、張り替え〉
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⚫︎是是(せせ)コーヒー 〈自家焙煎珈琲〉
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